
ARGENTINA アルゼンチン
お陰様で無事終了しました。
PaPiTa MuSiCa 2013 音楽&トークイベント vol.6
「マテ茶とアルゼンチン音楽を楽しむ会」
ご参加頂きました皆さまありがとうございました。
(会場と美味しいアルゼンチン手作りお菓子をご用意頂きましたカフェ・ドゥフィ・水野さんご夫妻、いつもありがとうございます。)
ちなみに次回は6月頃アイス・マテ茶「テレレ Terere」との飲み比べを考えています。
強風吹きすさぶ晴天の午後は寒い一日でした。
まずは、マテ茶についてのお話、ペットボトルのマテ茶との違いなども。
そして、マテ茶器と金属ストロー(ボンビージャ)を選んで頂き、実際にマテ茶を入れる準備を。
この一手間が美味しく頂ける秘訣です。
寒い日には温かいマテ茶がほっこり心に沁みて、初参加の方も何度めかの方も丁寧に入れることが出来ました。
適正温度で入れたお茶は苦くないし、旨みも出て長く美味しく頂けます。
ドゥフィさんお手製アルゼンチン伝統お菓子と日本で売ってるアルゼンチンお菓子2種を頂き休憩。


第2部はアルゼンチンの最新音源を楽しんで頂きました。
以下サイト上ではYoutube映像をリンクしましたが、マテ茶会会場では音源CDとジャケットを耳と目で楽しんで頂きながら、アルゼンチンのストリート・アート写真集や、マテ茶の本、アーティスティックにアルゼンチンを表現するフォトブック"Actitud Buenos Aires"をご覧頂きながらおしゃべりの時間をもうけました。
◆ご紹介音源(南米音楽おすすめ最新盤)
1.Florencia Suárez "Chica Violeta"より
Pajaro gris
歌手でありダンサーでもあるフロレンシア・スアレスの初アルバム。父や叔母に偉大なフォルクローレ歌手をもつ彼女の、タンゴ色感じるミロンガあり、フォルクローレあり、キューバやウルグアイのリズムを取り入れたダンサブルな曲有り・・・の中からお隣りウルグアイのカンドンベリズムを取り入れた軽快な曲「灰色の鳥」をご紹介。
この曲のゲストには現代アルゼンチンの若き素晴らしいハーモニカ奏者フランコ・ルシアーニが参加しています。

2.Trío Familia "Trío Familia"より
Contiene Paraná
アカセカ・トリオのパーカッショニストで来日経験もあるマリアノ・"ティキ"・カンテーロ、彼の妻で女性ばかりのトリオアルバムでデビューしバンダ・エルメティカ等でも活躍するアコーディオン&ピアノ奏者のアナ・アルチェッティ、アナの兄弟でベーシスト、Kaymanta Kaymanのリーダでもあるマルコス・アルチェッティ、首都近郊の街ラプラタ出身の3人によるその名も「ファミリー・トリオ」の初アルバム。
エルメートのワークショップも受講しブラジル音楽にも傾倒する3人による汎南米音楽集よりアナの美しいヴォイスとピアノ演奏が際立つ「パラナーにあるのは」をご紹介。

3.Aveiman "Aveiman"より
Hadas miradas
アルゼンチンの第三都市ロサリオで活動する女性SSWサンドラ・コリッソの新規トリオ・プロジェクト、アベイマン(あるいはアベ・イマン)の初アルバム。どことなく日本のポップスに共通するノスタルジックを感じさせる親しみやすいメロディが琴線にふれる「妖精、まなざし」。
4.Quique Sinesi "Live in sense of quiet guest: Carlos Aguirre"より
Danza sin fin
カフェ・ドゥフィさん史上歴史に残る集客だったC.アギーレ&Q.シネシのドゥオ・コンサートを回想。
同ツアー東京公演のライブ音源をCD化した日本盤より、キケ・シネシの名曲「終わりなきダンス」を。アギーレ氏のピアノとヴォイスとの調和が実に美しい音楽史に名を残すであろう名作アルバムです。
5.Marina Santillán "Mar AdentroAR ADENTRO"より
De la raíz a la copa
日本の国土の7倍以上をもつアルゼンチンは実に空が青く広く澄み切っています。この地を旅すると、いつも上ばかり眺めているタニィです。そんな素敵な空をジャケットにしたSSWマリーナ・サンティジャンの2008年のアルバムがリイシュー(再発売)され日本にも入荷されました。中でも明るくダンサブルなフォルクローレの一曲「ルーツから杯へ」。以下映像ではラ・エンディハ・クアルテートLa Hendija Cuartetoのリーダーであり、アルゼンチン音楽界期待の新鋭ギタリストであるセルヒオ・サバラ Sergio Zabalaがマリーナの伴奏を務めている点にもご注目下さい。
6.Andrés Beeuwsaert "CRUCES"より
Vento en Madeira
アカ・セカ・トリオのキーボード担当、SSWであるアンドレス・ベエウサエルト自身のジャズ・プロジェクトからの日本発売アルバム。この四重奏での活動はタチアナ・パーハとのドゥオ・プロジェクトと同時進行でした。そんな時間をかけ練られた待望のインストルメンタル・アルバム。私が取材したインタビューでもアンドレス自身がもっとも気に入っている作品だと公言していました。彼の才能豊かな写真とエアメール風の特製パッケージはそんな彼の才能に惚れ込んだ日本のレーベルさんの愛ある装丁で、聞く人を彼の旅の風景へいざないます。ブラジルのレア・フレイレの「マデーラの風」にアルゼンチンのアイデンティティを象徴するバンドネオンの音色と管楽器のコントラストが映える一曲。


7.Martín Buscaglia & Kiko Veneno "Martín Buscaglia & Kiko Veneno"
Todos somos raros!
アルゼンチンのお隣りの国で、同じくマテ茶大国なウルグアイの奇才・天才・秘蔵っ子アーティスト、マルティン・ブスカグリアが親子ほど年の離れたスペインの人気男性歌手キコ・ベネーノとタッグを組んだ意欲作。アフロ・ウルグアイの神的存在ルベン・ラダをゲストに迎えた自虐的なタイトル「みんな変!」はウルグアイ人のアイデンティティが伝わってくる作品。マテ茶を飲むマルティンの姿が実にチャーミングなアルバム内側のイラストにもぜひご注目下さい。

第三部は現在アルゼンチンで放映されている番組からのハイブリッド映像を西村の解説でご紹介しました。
◆現代アルゼンチン音楽映像集
西村秀人のブログ「カフェ・デ・パンチート・ブログ」をご覧ください。
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中南米情報 / ワールドミュージック


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