
こんにちは。師走の慌ただしい中、4年ぶりにアルゼンチンを旅してきました。
私にとってはある一時期を暮らした国で、今回はハカランダがどうしても見たくて。
「ただいま!アルゼンチン!」
4年前はフアン・キンテーロの故郷トゥクマンと手工芸の豊かなパラグアイ、ボリビアへ。
今回はコルドバからパラナーを経て当初予定しなかったロサリオも通過地点だったので立ち寄りました。
なによりこれから初来日するパブロ・フアレスに会いたくて。
急な訪問にも関わらず、パブロはとてもよくしてくれました。


写真から予想しなかった大柄な方でこれからツアーする日本の事、名古屋公演のホール事情や東京での
初演に関する事など。
その公演は私は聴く事が出来ませんでしたが、直前のパブロの緊張を少しでもほぐせるよう彼のクエスチョン
を出来るだけ解消するよう努めました。
彼の故郷であるロサリオの大河パラナー川を20年ぶりに訪問しその発展ぶりに驚いたり、川の風を感じながら
川べりの公園で過ごすロサリオっ子たちの夏の夜の風景に溶け込んでみたり、川魚とロサリオが誇るという
アイスクリームを食して彼の音楽観を少しでも感じる事が出来ました。




なにより大都会のブエノスアイレスとは異なる時間の過ごし方、おおらかで少し都会的なセンス良さも感じさせる
この土地は、パブロの音楽そのものでした。
都会なのに鳥たちのさえずりが朝のデパルタメントの窓から聞こえ、植物が豊かに顔を覗かせるのです。
マテ茶にカモミールをほんの少し入れて川べりを夕涼みしながら歩くパブロと彼女に彼の音楽世界を垣間見た
気がしました。
名古屋公演は12月17日(火)、これ以上ないと絶賛出来るピアノ・ソロを聞くのにふさわしいアコースティックな空間、
メニコン Annex HITOMIホールでのソロ・ピアノ演奏です。
彼もこのホールに決定するまでのいきさつをとても興味深く聞き入ってくれて、このホールを選んだ日本スタッフの
面々のきもちに共感してくれました。些細な会話ですが、こんなエピソードもうれしいものです。ずっと長い間この
ホールでアルゼンチン音楽の演奏家が奏でてくれる機会が起きないかと想い続けていたので、念願が叶います。
師走の慌ただしい中、ほっとひといきアルゼンチンの川べり音楽の系譜を感じてみませんか?
◆12月17日(火)開演19:00~
川と小鳥の町・アルゼンチン・ロサリオより初来日♪
Pablo Juárez Japan Tour 2019
パブロ・フアレス・ピアノソロ・日本ツアー・名古屋公演
会場 | メニコンANNEX HITOMI ホール 名古屋市中区葵3丁目21-19
時間 | 開場18:30 / 開演19:00
出演 | Pablo Juárez(piano)
料金 | 前売4,000円 当日4,500円
予約 | PaPiTa MuSiCa : papitamusica@gmail.com
hummock label :ticket.info.hummock@gmail.com
※ご予約時に①各公演名②お名前③人数④ご連絡先電話番号をお伝えください。



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